令和6年度春季彼岸会のお知らせ

嗣法様ご出仕について

初日は、真宗初の女性嗣法(次のご門主)としてご活躍されている華園真慶はなぞのしんきょう様が導師としてご出仕されます。

華園真慶様

西讃へは初めてお越しになります。

ぜひ、嗣法様の凛々しいお姿をご覧ください。

当日は集合写真撮影、嗣法様の著書の販売なども予定しています。

朝座は混雑が予想されますので、余裕のある方には昼座のご参拝をお勧めします。

日時

令和7年3月20日(木祝)〜22日(土)

10:00〜朝座勤行
10:30〜法話
13:30〜昼座勤行
14:00〜法話

※嗣法様ご出仕は初日のみ

法話

法話はまんのう町長光寺 林和英師です。

講師挨拶

親畏聖人が喜ばれた「南無阿弥陀仏」のお念仏は、亡くなった後に、この私を必ず極楽浄土(先立って念仏を称え、亡くなられたとても大切な方々が居られる世界)にお迎えしてくださると誓われたホトケ様の言葉です。

つまり、お念仏を称えるとは、弥陀の救いの法則に導かれ浄土に生まれる約束なのです。

これが真宗の信心なのです。

どんな時代にも、変わることない阿弥陀さまの願いを、ご一緒に学ばさせていただきましょう。 合掌

讃題

是非しらず邪正もわかぬこのみなり

小慈小悲もなけれども名利に人師をこのむなり

『正像末和讃』

法話内容

何が正しく何が間違いかを本当に理解することができないこの私。

また、人を哀れみ悲しむ心も持ち合わせないのに、名誉欲にかられ上に見られることを好んでいるこの私。

人間の心は移り変わりやすく、本当の心は分かりにくいものです。

女優の樹木希林さんの言葉ですが「こんなはずでは……というのは、自分が日指していたもの、思い描いていた幸せとは違うから生まれる感情ですよね。 でも、その目標が、自分が本当に望んでいるものなのか。 他の人の価値観だったり、誰かの人生と比べて、ただうらやんでいるだけなのではないか。

一度、自分を見つめ直してみるといいかもしれませんね。 お金や地位や名声もなくて、傍からは地味でつまらない人生に見えたとしても、本人が本当に好きなことが出来ていて「ああ、幸せだなあ」と思っていれば、その人の人生はキラキラ輝いていますよ」と。

自分や相手の心はお互いにわからないものだと解る事が、ものを正しく知る事なのかもしれません。

どうぞお参りください。

合掌

お斎について

法要期間中、庫裏にてお斎がございます。

どうぞ、お召し上がりください。