【4コママンガ】ほっこりさんその5

真宗大谷派の僧侶であり、漫画家でもある光澤裕顕さんに、ほっこりさんをテーマに4コママンガを書いていただきました。

恩に報いる講

「報恩」とは文字通り恩に報いるという意味です。

どなたの恩に報いるのか?

それは、もちろん親鸞聖人へのご恩です。

「煩悩具足の凡夫」と言われるように私達は煩悩を身につけて、常に惑いの中にいます。

そんな私をそのまま無条件にすくいとってくださる仏が阿弥陀様なのですが、そのはたらきを明らかにしてくださったのが親鸞聖人なのです。

そして「講」とは、集まりを意味する言葉です。

浄土真宗の門信徒は、報恩講だけでなく、月命日などにもお念仏の教えを聞く集まり持ちました。

そのような集いを「講」と言い、現在でも全国各地に「○○講」という集まりがあります。

報恩講は、浄土真宗の最も大切な行事です。

親鸞聖人への御恩、そしてその教えを私まで届けてくださった先達にも恩にも報いていきたいですね。